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57年変わらない味。

よかろうの看板商品である、『かしわ飯』。かしわ飯の味付けは、仕出し店・惣菜店をしていた創業当時から、半世紀以上変えていません。

 

先代社長の百合本晃が考えたレシピは、社外秘として社内で大切に保管され、私たちの命として守り続けています。

使っているお醤油は​、数種類。全て地元の醸造元で作られているお醤油です。それぞれのお醤油の量や、調理工程の中で入れるタイミングなど、すべて厳密に決められています。この量やタイミングのこだわりこそが、“よかろうだけ”の味を作りだしています。​

よかろうの商品は「甘くて濃い」と言われます。もともと北九州は炭鉱町が多かったこともあり、昔から濃いめの甘い味付けが好まれてきました。

​最近では多くの人に受け入れられるように、そして時代のニーズに合うように、甘さを抑えて出汁の風味を際立たせた商品が目立つようになってきました。

​それが決して悪いことだとは思っていませんし、そうした商品が選ばれてしかるべきとも思います。ですが、よかろうはあえて「甘くて濃い」昔ながらの味で、今の時代でも勝負をし続けています。こだわり、です。

おばあちゃんの家に行ったときに出てくる、お母さんが作る料理とは少し味付けが違う、あの感じ。私たちは、それを大切にしています。

他の会社の『かしわ飯の素』では出せない味。大手メーカーの商品にはない味。よかろうだけの昔ながらの懐かしい味。それをいつまでもお客様に届け続けていきます。

「やっぱりよかろうの味がいいよね」「この味を食べると、なんだかほっとするよね」いつまでもそう思っていただけるように、時代が変わってもずっと変わらないものを、大切にしていきます。

素材は、日本のおいしいものを。

よかろうの全商品に使われている食材や調味料は、国産のものだけを使っています。そしてそれぞれの産地にもこだわりがあります。

先にも述べたように、お醤油は地元で作られたものだけを。そして鶏肉は九州産のものだけを。しいたけは香りの高い大分・福岡産のものだけを。

商品の味が引き立つように、産地や仕入れ先には常にこだわり続けています。例えば、よかろうの味を守るために、1年間で仕入れ金額が倍になった素材もあるほど。それほどに、味の決め手になる食材には気を遣い続けています。

地鶏飯の素に使われているのは、『はかた地どり』という地鶏。この地鶏に出会うまでに、色んな地鶏を使って試作を行いました。宮崎や大分をはじめ、九州には美味しい地鶏がたくさんあります。地鶏まではいかずともブランド鶏と呼ばれるものもたくさんあります。その中で、この『はかた地どり』を私たちは選びました。

かたすぎない独特の歯切れの良さは、お年寄りやお子様でも食べられるほど。それでいて地鶏特有の強い風味はしっかりと出る。脂の甘さも申し分なく、ごはん全体に甘さが行き渡る。他の地鶏でも試してみましたが、『はかた地どり』が最もよかろうの商品や想いに合っていました。

牛すじ飯の素に使われているのは、熊本県産の牛すじ。この牛すじ飯は、熊本地震のあと、何か復興のお手伝いができないかと思い、開発した商品です。

​熊本県の広大な牧場でストレスなく育てられた牛の牛すじは、外国産牛すじのように固くならず、小さなお子さんでもかみ切れるくらい柔らかいのが特徴。それでいて風味も強く、混ぜご飯に入れるにはぴったりでした。

​味付けもかしわ飯や地鶏飯とは少し変えており、牛すじの風味が引き立つように、ほんのちょっとだけ唐辛子をアクセントに使っています。

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